BRUNELLO CUCINELLIが支える、能登の伝統

極彩色と異形のモチーフ。目にした瞬間、そのインパクトは記憶に鮮烈に焼き付けられる。 芸術家としての出発点とも言うべき作品集『田名網敬一の肖像(1966年)』の出版から約60年の時を経て、2024年8月から開催となった初の大回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」。 そして、封切り直後の訃報。日本のポップアートの最先駆者への追悼の意を込めて。

詩 、写 真 、ダンス 、そして工 芸 。そんな人の営 みが織りなす文化を慈しむ〈ロエベ〉。創業家の４代目であるエンリケ・ロエベ が〈 LOEWE FOUNDATION( ロ エ ベ 財 団 ) 〉 を設立したのが1988年のこと。 現在、娘のシーラへと引き継がれた民間文化 財団は、2023年、室町時代後期から400年以 上続く京釡師の一家・大西清右衛門家に対 し、次世代の育成と茶の湯釡工芸の継承を目的とした継続的な支援をスタート。その一環として 、「 浅間国際フォトフェスティバル2024 PHOTO MIYOTA」にて特別展示が9月16 日まで開催された。 日本人に縁の深い茶の湯。しかし、その日常性故に 、見落とされがちな豊かさが余すことなく堪能できる貴重な場となった。

HERMÈSやDRIES VAN NOTEN、 ミッキーマウスにスターウォーズ、 宇多田ヒカルにクロマニヨンズ、時にラグジュアリー、時にポップ、 今、世界を魅了するアーティスト・ヨシロットンの自由なマインドに触れてほしい。